

お洒落な人のインスタグラムを見ていると、洋服やバッグなどお買い物したてのアイテムや、愛用コスメに愛読中の本など、お気に入りの「物」にフォーカスした素敵な写真をよく見かけます。「自分でもこんな風にお気に入りアイテムを紹介してみたい」と思っていても「背景や撮り方を工夫したりするのが難しそう」と諦めていませんか?
今回は、札幌の人気インスタグラマー・ayaさんに、素敵な「ブツ撮り」のコツを伺いました!インスタのためだけにわざわざ特別なアイテムを用意しなくても、「家にあるもの」+「ユーモア」で素敵な置き画を撮影するコツをアイテムごとにご紹介します。
コスメの色みを生かしてユーモアあふれる1枚に!


コスメの撮影は、そのカラフルな色みを生かし、遊び心を取り入れた写真にするのがayaさん流。
例えば、左の写真はチョコレート色など美味しそうな色のコスメを集め、スイーツに見立てたコスメをお皿に盛り付けた1枚。カトラリーを組み合わせることにより、いっそう「食べ物感」のあるユニークな写真に仕上げました。
「あまり考えすぎずにインスピレーションを大切にしています」というayaさん。右の写真は、カラフルで元気な印象のオレンジのリップとレモン色のニット、薄紫色のお花をコーディネートした春の訪れを感じさせる1枚です。
実はこの写真、大ヒットしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」を見た後にインスピレーションを受け、撮影したものなのだそう。そういえば劇中、主人公の女性がパートナーと踊る印象的なシーンで、鮮やかな黄色いワンピースを着用していましたね!
日常の中でふと感じたものや影響を受けたものを上手に組み合わせることで、遊び心のある個性的な写真を撮影しているんですね!
アイテムを際立たせたい時は「余白づくり」を意識しよう


置き画の定番だけに、センスが問われる洋服や靴の写真。ayaさんはどんなところに気をつけて撮影をしているのでしょうか?
「意識しているのは『余白』です。写真の中心部分にただポンと置くのではなく、サイドに寄せたり、少し見切れさせて余白を作ることで、逆に見せたいモノが際立ちます」とayaさん。確かに右のバレエシューズの写真は、余白部分があることで、鮮やかなブルーの方向に自然と視線が引き込まれます。
あえてお行儀よく並べず、動きを出すようにモノを並べるのもポイント。左の写真は水着、サングラス、ビーチサンダルを並べたコーディネート写真です。落ち着いた印象になりがちなモノトーンの配色ながら、余白と配置を工夫することで、今すぐビーチへ出かけたくなるようなアクティブな印象も受ける素敵な1枚ですね。
また、いくつかのアイテムを並べる場合は「置き画としてのコーディネート」を考えながら構図を考えたり、季節感を意識した小物選びも意識するのが大切なのだそう。
普段使いのものでも発想や彩りの工夫でインスタ映えに
最近は「インスタ映え」を意識した撮影用の背景板や布などのアイテムも販売されているほど、大人気のインスタグラム。でも、上の写真のように素敵な果物やお花の写真も、アイディア次第で普段使っているものや家にあるもので撮影出来ちゃいます。写真に使用しているランチョンマットや布は全て、ayaさんが日常の中で普通に使用してるものなんです。
例えば、紹介したいアイテムに合わせて器と布の組み合わせを変えたり、あしらいとしてドライフラワーを使用する場合などは、別の場所に飾っているお花を撮影用に移動させたり、などの工夫で十分素敵な写真が撮影できるそう。


左の写真はayaさんの遊び心があふれる1枚。でもこの写真も特別なものは一切使っていません。よく見ると写っているものは、色鮮やかなみずみずしいサクランボを主役に、サクランボを盛り付けている透明の器と下に敷いてある白黒ボーダーの布のみ!
サクランボの可愛らしさを表現するため「LOVE」の形になるように並べたアイディアが光るこの写真。サクランボの鮮やかさを際立たせるため、下地にモノトーンの配色をチョイスしているところや、真俯瞰で撮影することで、よりインスタジェニックな写真になっています。
右の写真は、淡いピンクの花びらに紫色のふちが印象的なカーネーション「クリスティーナ」を紹介する1枚。あえてシワを残した紫のギンガムチェックの布の上に無造作っぽく花や花瓶を並べることで、これから生けられてお部屋に飾られていく姿などの物語を想像させてくれます。
「なるべく天気の良い日に自然光を取り入れて撮影する」という以外は、基本的なルールはあえて設けず、ひらめきやご自身の色彩感覚を大切にしているというayaさん。
太陽の光がたっぷり注ぐ気持ちの良い日、ayaさんの工夫を参考にしながら、日常の中でふと思いついたことや自由な発想で愛用品や紹介したいモノを1枚の写真におさめてみてはいかがでしょう? きっとお気に入りのアイテムがキラリと際立つ1枚が撮れるはず。
取材協力
SUMiTASマガジン 
