旬の野菜を取り入れると、五感で季節を感じられます。春から夏にかけては「アスパラガス」が旬の時期。1年中手に入る野菜だけれど、旬のものはやっぱり味も格段に美味しい!旬を迎える、アスパラガスの美味しさを楽しめるメニューをご紹介します。
もくじ
アスパラガスにはたくさんの栄養がギュッと入ってる!
アスパラガスは「アスパラギン酸」が豊富に含まれていることでも注目されていますが、抗酸化作用のある「βカロテン」や、高血圧予防や“むくみ”によいとされる「カリウム」など、他の栄養素もギュッと詰め込まれた優秀食材。
「アスパラギン酸」はアミノ酸の一種で、疲労への抵抗力を高めてくれる働きがあるとされるので、季節の変わり目でバテ気味なときにも積極的に食べたい野菜です。
アスパラガスはいろんなメニューに使いやすい食材!
ところで「アスパラガス」は、茹でてサラダにしていただいたり、ソテーにしてお肉料理の付け合わせにしたりする調理が一般的ですが、クセがなく独特の歯ごたえがあることから、実は和食にも合わせやすい野菜。
そこで、アスパラガスが意外にもよく合う和食メニューをご紹介します。
① アスパラの炊き込みご飯
材料
- お米2合に対し、アスパラガスは4-5本。
大きめのものなら4本あれば十分です。 - あとはお好みで調節を。
レシピ
- 1cmくらいに小さく輪切りにしたアスパラガスを、普段どおりの水加減で調整した炊飯器に入れて、炊き上げるだけ。このとき、“スジ”が気になりそうであれば、削ぎ落としてください。
- お好みで、炊飯器のスイッチを入れる前にお醤油を回し入れても、風味が出ます。炊き上がったホカホカのアスパラご飯に、バターをちょこっと添えても美味。
② アスパラ酢味噌和え
さっぱりしたものがいただきたいときには、アスパラガスの酢味噌和えも美味しい一品になります。
材料
- 酢、砂糖・・・小さじ1/2
- お好みの味噌・・・大さじ1
レシピ
- 材料の割合で調味料を混ぜ、茹でたアスパラにかけるだけ。
アスパラガスのグリーンと、酢味噌のイエローが美しいコントラストで、目にも嬉しいお料理。ほんの10分ほどで調理できるので、「あと1品欲しい」と思った日のおかずにも便利です。
旬のものは価格も安定していて、家計にも優しい野菜が多いです。また、昔から「旬のものをいただくと長生きする」などと言われてきたように、旬の食材をいただくのは、そのときに私たちのカラダが求めているものを上手に補う食生活のサポートにも
アスパラガスは、調理しやすい野菜でもあるので、旬の時期には常備しておくとなにかと重宝します。
この記事を書いた人
Makiさん
美容家としてメディアで活動する傍ら、フードアナリストとしてレシピ開発や飲食店のメニュー開発に携わっている。宅建士の資格保有者でもあり「衣・食・住」を通じたトータル住生活コーディネートが得意。