住まいを広々と見せるコツ ライフスタイルも「デザイン」する理想の家づくり②

何年経っても「きれい」をキープ!住まいを広々と見せるコツ ライフスタイルも「デザイン」する理想の家づくり②

理想の家づくりシリーズ

「小さな子供がいてもおしゃれな家づくりは可能?」「何年もきれいな状態をキープできる?」。家づくりを考え始める世代には、小さなお子様をお持ちのご家庭も少なくありません。今回はそんな疑問や悩みの解決のヒントを伺いに、札幌市内で理想の家づくりを叶えた川村壮武さん、愛さんご夫婦のお宅にお邪魔しました。

川村さんのお宅は築5年。現在小学4年生の女の子、小学2年生の男の子がいらっしゃる4人家族です。家づくりをはじめた時は2人のお子さんは未就学児。小さなお子さんも暮らすお宅で5年経った今でもこんなにピカピカの家にお住まいなんて驚きですね!

子供たちがのびのび過ごしながら上手に生活感を隠して暮らすための秘密は、家づくりのこだわりの中にありました。それではさっそく、ご夫婦のこだわりポイントをご紹介していきます。

生活感を隠して片付けも楽ちん 広々とした収納スペースを確保

まるでモデルルームのようなきれい過ぎるキッチン!

まるでモデルルームのようなきれい過ぎるキッチン! 日々、愛さんが、ピカピカの状態を保つ努力をしているのはもちろん、整頓されたキッチンをキープするための工夫は家づくりの段階から始まっています。写真奥の一見壁に見える部分、実はすべて収納スペースなんです!

食器類をはじめとしたキッチングッズはもちろん、電子レンジや炊飯器など生活感が出やすい家電類も全てここに収まるサイズ。さらに、キッチンから続くリビングスペースで楽しむためのDVDなども収納できるだけの余裕があるそう。キッチンも収納棚の扉もすべて白に統一したことで、すっきり広々とした空間や清潔感も演出されています。

「1カ所に大きな収納スペースがあることで、子供たちも『ここに仕舞えばいいんだな』と理解しやすいですし、『余計なものは出しっぱなしにしない』という習慣も自然と身につきました」と愛さん。テーブル付のアイランド型キッチンは、家事をしながら子供たちが宿題をする様子なども見守ることができ、子供たちが積極的にお手伝いしやすい環境。

また、危険なものや壊れては困るものなどが一切置かれていないので、料理中などでなければ子供たちが元気にキッチンまわりを駆け回っても安心です。

リビングと庭がまるでひと続き! 床材を統一したこだわりの演出

リビングの中で存在感が大きくなってしまいがちなテレビは、テレビ台のスペースを取らずに済む壁掛け型で、存在感を抑えたシルバーのフレームをセレクト

壮武さんお気に入りのスペースは家族が集うリビング。大きな窓から庭で元気に遊ぶお子さんたちを眺め、休日には、のんびりDVDやスポーツを鑑賞も。リビングの中で存在感が大きくなってしまいがちなテレビは、テレビ台のスペースを取らずに済む壁掛け型で、存在感を抑えたシルバーのフレームをセレクトしました。

さらに、住まいを広々と見せる工夫は床材にも! テラスに敷いている人工大理石はリビングの床材と同じもの。さらに床幅を揃えることで、リビングと庭がガラス1枚を隔てながらも、ひと続きになるように演出。のびやかな空間が広がっています。

家づくりの際はすべての素材選びにこだわったという川村さんご夫婦。床材は一つ一つサンプルを取り寄せ、色みや肌触り、掃除のしやすさなどを確認した上で決めたそう。

庭への出入り口は、ユーティリティーやバスルームのあるスペースにもあり、夏場はバーベキューやお子さんたちが水遊びを楽しんだ後、すぐにお風呂に入ることができる環境。洗濯などの家事動線にも沿った作りになっていて、きれい好きな愛さんらしいこだわりです。

いかがでしたか? 広々とした空間づくりや家をきれいに保つためのアイディアが盛りだくさんの河村さんご夫婦のお宅。小さなお子さんがいる中、家づくりを模索中の方や収納スペースの取り方などにお悩み中の方はぜひ参考にしてくださいね。