北海道の短い夏が終わりを迎え、季節はすっかり秋となりました。季節の変わり目には体調を崩してしまう人も少なくないはず。
そんなときは、栄養満点の野菜を摂って元気になりましょう!夏野菜に比べ、秋野菜には身体を温める効果を持つものがたくさんあるんですよ。今回は、秋野菜の特性と食べることによって得られるメリットについてお話しします。
寒い地域で収穫される野菜を摂ってポカポカに!
野菜には、身体を温めるものと冷やすものがあるというのはご存知でしょうか? 身体を温める野菜は、寒い地方で収穫されるものが多いとされており、例えばじゃがいもなどの地中で育った野菜は、それ自体に熱を蓄える力があります。じゃがいもの産地日本一が北海道だというのも納得ですよね。
季節の変わり目であるこの時期は、このような野菜を摂り入れることで、女性に多い冷え性など、身体を冷やさない対策をしてはいかがでしょうか?
夏から秋へと移り変わると、私たちの身体にも変化があります。例えば、自律神経の動きに変化が。夏は“リラックスの神経”といわれる副交感神経が優位に働くと言われていますが、低温で乾燥する冬は、血管を収縮させようとして“緊張の神経”といわれる交感神経の動きが活発化してしまいます。
自律神経のバランスが崩れると体調を崩しがちになってしまいます。身体の変換期ともいえる秋こそ、身体を温める野菜を食べて体調を整えましょう。
では、具体的にどのような食材を摂ればよいのでしょうか?
サツマイモ&シイタケで代謝アップ!
身体を温める効果のある野菜はいろいろありますが、秋の味覚の代表格であるサツマイモなどのイモ類をはじめ、キノコ類、小豆などの豆類も身体を温め代謝を上げてくれます。
まずはサツマイモについてですが、なんといっても豊富な食物繊維が含まれており、便秘予防や腸の働きを活発にする作用があるので、その結果、内側から身体を温めてくれます。
美味しいサツマイモの選び方としては、ずっしりした重いもので、表面がデコボコのない形状が良いです。スーパーなどで選ぶときは、ラグビーボールのような、真ん中が大きく膨らんだサツマイモがおすすめですよ。
あとは、キノコ類の中でもシイタケには、ナイアシンという血行促進効果のある成分が含まれているため、冷え性の改善が見込めます。
シイタケは軸が太く短いものの方が美味しいので、選ぶ際は覚えておくと良いでしょう。また、シイタケのカサの内側が赤みがかっているものは鮮度が落ちているものなので避けた方が良いですね。
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取材協力
酒井威さん
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