小さな子供たちの暮らしやすさ第一!採光たっぷりいつでも明るく暖かい家

小さな子供たちの暮らしやすさ第一!採光たっぷりいつでも明るく暖かい家 ライフスタイルも「デザイン」する理想の家づくり⑧

理想の家づくりシリーズ

多くの人にとって一生に一度の家づくり。外観に間取り、インテリアetc…たくさんの理想がありながらも「これだけは譲れない」「1番大切にしたいこだわりの部分」というものがきっと誰しもあるはず。

中でも小さなお子様のいるご家庭なら、安心、安全な環境選び、お子さんが生活しやすいような工夫など、お子さんの幸せを優先した家づくりに重きをおきたい、という方も少なくないのでは。

理想の家づくりを実現したお宅にお邪魔して、素敵な暮らしを送るためのヒントを伺うシリーズの第8弾。今回は4歳の女の子と2歳の男の子を持つ村上侑さん、瞳さんご夫婦のお宅にお邪魔しました。

それでは早速、子育て世代の家づくりの参考になる工夫が盛りだくさん! 村上家の家づくりのこだわりポイントをご紹介していきます。

東西南北に窓!いつでも明るく暖かい空間

家を建てることを決意した時、最初にご夫婦ともに重視したいと考えたのは、「日当たりの良さ」。たっぷり光が差し込む、明るく暖かい家づくりでした。

現在の家が完成するまでは、賃貸住まいだったという村上家。最もストレスだったのが日当たりの悪さだったそうで、自分たちの家を持つことを決意し間取りを決めていく際、最も優先的に大切にしたコンセプトなのだといいます。

村上家が新しく家を建てた土地には、すでに南側にすでに家が建っていましたが、最大限の採光ができるよう設計士と打ち合わせを重ね、東西南北、四方全てに窓を設置することに。

こだわりぬいた間取りで始まった新生活。真冬でもリビングにはいつでも光が射し込み、日中には暖房をつけなくても良いほど暖かな家に。また夏場は風通しも良く、家族みんなが居心地良く、快適に過ごすことができるようになったといいます。

デザインよりも子供の安全を第一に

村上家のもう一つのこだわりは「子育てのしやすさ」。近年はスキップフロアやスケルトン階段、吹きぬけなどデザイン性の高い家づくりがトレンド。

ただ、こうした構造の家はよちよち歩きのお子さんや、家の中でも元気いっぱいに走り回りたい小さなお子さんにとっては危険もいっぱい。ほんの少し目を離したすきに大怪我をしてしまったという話も耳にすることがあります。

「おしゃれな高低差のある家に憧れもありましたが、子供たちが安全に暮らせる方が大切」と、家の造りは、デザイン性の高さよりも安全性を最優先に。必ずしも構造にこだわらなくても、カフェ風のインテリア選びや、一部の壁紙の色をブルーにするなど、村上家の場合は随所に趣味やセンスを生かしておしゃれな部屋づくりを叶えています。

また、キッチンは、瞳さんが家事をしながら、リビングで過ごす子供たちの様子が見えるような造りに。キッチンのすぐ近くには、お子さんが絵本を読んだりお絵描きをしたりしながら過ごせるスペースがあり、お子さんたちもすぐ近くにママがいるそばで自由にのびのび遊ぶことができます。

また、外出先から帰ったお子さんたちがすぐに手洗いとうがいができるよう、玄関に洗面台をおくといったユニークな工夫も。夏場には自宅庭で、侑さんとお子さんとで一緒にサッカーを楽しんだり、ビニールプールを出したりといった予定もあるそうなので、ちょっとした外遊びの際などにも、玄関にある洗面台は大活躍してくれそうですね。
お子さんたちが1人で出かけられるような年齢に成長してからも、しっかり手洗いをする習慣が身についていそうです。

いかがでしたか? 家づくりにおける優先順位事項は人それぞれですが、“家族みんなが笑顔で過ごせる”家づくりは、みなさん共通して叶えたい願いなのではないでしょうか。小さなお子さんをお持ちの方はもちろん、家族みんなが居心地良く過ごすための村上家の工夫。ぜひみなさん参考にしてくださいね。