カリモク家具株式会社が運営しているママ向けブログサイト「kari-bana(カリバナ)」より抜粋してお届けします。
子どもがまだ小さく、手もかかる時期に新築でマイホームを検討する場合は、子育てしやすい間取りであるかどうかを考えておきたいですよね。特に新築の分譲一戸建て住宅なら、さまざまなバリエーションの間取りがあって、どれがいいのか迷ってしまう人も多いかもしれません。
そこで今回は、新築で一戸建て住宅の購入を考える時に役立てたい、子育てしやすい間取り選びのポイントについて紹介します。子どもは成長過程によって、家や家族との関わり方が変化していきます。成長期ごとにどんな間取りが向いているかを知って、子育てしやすい間取り選びのヒントにしてみてくださいね。
もくじ
子育てしやすい環境づくりは子どもの成長に応じた間取り選びから
子育てしやすい環境づくりを考える時、新築の一戸建て住宅の場合なら、間取り選びに重点を置くのがオススメです。子どもが過ごしやすい空間であることはもちろん、親も子どもを見守りながら家事がはかどり、ストレスが少ない間取りであるのがいいですよね。そんな子育てしやすい間取りを考えるなら、子どもの成長段階に応じて、家の役割を知っておくことが大切です。
子どもの成長段階ごとに間取りに取り入れたいポイント
それでは子どもの成長段階ごとに、新築一戸建て住宅の間取りに取り入れたいポイントを挙げていきましょう。成長過程によって子どもと家や親との関わり方の変化を知っておき、間取りに反映させていくといいですね。
乳幼児期(0~6歳頃)
この頃の子どもはなかなか目が離せない時期で、親子が一緒にいることがとても大切。家事をしている間でも、子どもの様子がわかる空間づくりが必要ですよね。
筆者もみなさんと同じく子育て中ですが、我が子が小さい頃は、料理の最中でも頻繁に様子が気になったものです。ちょうどリビング・ダイニング・キッチンが同じ空間だったので、家事を中断することなく見守れ、気持ちが楽だった記憶があります。そんなことを踏まえると以下のポイントが間取り選びに大切ではないでしょうか?
- 子どもの様子を見ながら、家事が効率よく行える動線を考える
- 家事をしながら子供とコミュニケーションが取れる開放的なリビングダイニングとキッチン
- リビングダイニングの近くで子供が遊んだり昼寝したりするスペースを確保
学童期(7~12歳頃)
子どもが小学生になったら、自分の好きなことや興味のあることにどんどん集中させてあげたいですね。また、学校では勉強がスタートするので、パパやママが横について教えてあげることも必要です。そして、仲のいい友達と放課後に遊ぶことも増えるはず。そんな時には、以下のようなポイントを大切にしておきましょう。
- 勉強をする時にはすぐ質問できるように、リビングダイニングにスタディコーナーを
- 自分の持ち物を整理整頓するため、子ども専用の収納スペースが必要
- 気軽に友達を招いてあげられる、広めのリビングダイニング
思春期(13歳頃~)
大人になるための準備期間である思春期は、勉強に集中したり、部活に励んだりと、子どもが自分自身で何でもこなすことが多くなり、親は見守る立場になっていく時期。そんな中でも、親子のお互いの気配が感じられるような家なら、親も寂しくなく、子どもにとっても心落ち着く家にできるのではないでしょうか?
- 自分だけの部屋でプライベートを確保
- 外出や帰宅の時に顔を合わせられるように、リビングを通って部屋へ行く動線にする
- 家族団らんの時間を作りやすいように、リビングダイニングはリラックスできる空間に
子育てしやすい間取りにはリビングダイニングをメインに考えよう
子どもの成長過程別に、新築一戸建て住宅の間取りに取り入れたいポイントを紹介しました。年齢ごとに特徴が違うので、どのポイントも取り入れた間取りを選ぶというのはなかなか難しいかもしれませんよね。そこで、全ての年齢において間取り選びのポイントに上がっていた、リビングダイニングに重点をおいて考えていくのはいかがでしょう?
子どもが小さい時は家事をしながら見守り、小学生になって勉強する時には親がすぐにサポートしてあげられる空間。さらに思春期に入っても家族とのコミュニケーションの時間を作れるのがリビングダイニングです。新築で一戸建て住宅を建てる時には、ここの間取り選びをしっかり行っておけば、子育てのしやすさをずっと感じられるのではないでしょうか?
子育てしやすいリビングダイニングには家具選びも大切
新築の一戸建てにおける子育てしやすい環境づくりには、親子のつながりが感じられるリビングダイニングの間取り選びをぜひ大切にしていきましょう。これから一戸建ての新築を考えるなら、リビングダイニングの空間をよくチェックしてくださいね。
そして、子育てしやすいリビングダイニングには、間取りと同時に家具選びも注目しておきたいところ。子どもと一緒に使う家具なので、あたたかみがあり、使いやすいものをしっかりと選びたいですね。
この記事を書いた人
AMIさん
愛知県名古屋市在住、女児(3歳児)をもつ子育てママです。
子どもを産む前は保育士をしていました。ハンドメイド雑貨を自分で作ったり、たまに出来の良いものだけ販売したりもしています。簡単にできるようなお菓子作りも好きで、子どもと一緒に作れるようになったのは最近一番嬉しかったこと。
子どものお友達やママ友が遊びに来ることも多く、季節ごとに部屋の模様替えをしたり、
子どもが使いやすいように収納を考えたりすることも好きで、最近「整理収納アドバイザー2級」の資格を取得しました!家族みんなが笑顔になれるような暮らしやすいお部屋作りを目指しています。