おうちで本格コーヒーを楽しもう[1]中編
株式会社LIXILが運営しているリクシルオーナーズクラブ「住み人オンラインー住まいと暮らしのレシピ集」より抜粋してお届けします。
失敗せずに専門店の味わいを家庭で再現できる感動レシピをご紹介。「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」バリスタ・ロースターの木原武蔵さんのポイント解説付きで、コーヒーへの理解を深めながら作り方を身に付けましょう。自分で淹れたおいしいコーヒーを味わえば、気分もリフレッシュできるはずです。

木原武蔵さん
業界で注目を集めている若手バリスタ・ロースターの逸材。現在東京に4店舗構える「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」を経営している。店ではコーヒー豆・器具の販売とともに、コーヒー・オーガニックスイーツのテイクアウトも行う。カフェスペースもあり、幅広い層に支持されている人気店だ。
もくじ
材料(1杯分)

- コーヒー豆またはコーヒー粉 ……… 15g
- お湯 ………… 250g
準備
- お湯を94度(沸騰直前の温度)に温める。
※お湯は分量の他に、マグカップを温める分と湯通し分も加味し、多めに沸かしておくとよい。 - 測りの上に、サーバーとドリッパーをセットする。
- コーヒー豆を使う場合は、分量分を挽いておく。
- マグカップにお湯を入れて温める(コーヒーを注ぐ工程までにお湯は捨てる)。
作り方






【工程別・ポイント】
- 準備
豆を挽くときの細かさはグラニュー糖くらいの粒感がおすすめ。 - ステップ1
コーヒーフィルターをドリッパーに密着させることで、スムーズにお湯が通る。 - ステップ2
湯通ししておくと、コーヒーフィルターを洗浄、紙臭さを除去、コーヒーに雑味を加えないという効果がある。さらにドリッパーを温める役割もある。 - ステップ3
スプーンでくぼみを作るときは掘り下げすぎずに、鳥の巣を作るイメージ。 - ステップ4
沸騰させすぎたお湯を注ぐと苦みが出すぎる危険があるため、まずはこの温度で試してみるのがおすすめ。
最初に入れるお湯の量は、お湯全量に対して20%と覚えておくとよい。湯量を変えたときも、この比率で作れる。
スプーンで十字を切るとき、気泡があればつぶしておく。
蒸らす時間は、コーヒーとお湯をよくなじませる大切な工程。 - ステップ5
ドリッパーを揺するのは、コーヒーフィルターについたコーヒー粉が上にかけて少なく、下にかけて多くなった状態を平らに戻すため。このままお湯を注ぐと、味にムラが出てしまう。粉をならすことで、お湯が粉を通過するときにすべての粉に均一に浸透し、おいしさにつながる。
スプーンで混ぜたり、サーバーを揺らすのは、容器下部の液は濃く上部は薄い状態から、均一にするため。
自宅でプロの味を再現でき、嬉しい驚き!
筆者も早速、実践してみました。コーヒーをフィルターに入れる瞬間、お湯を注ぐ瞬間……その都度、コーヒーの芳ばしい香りが広がり、作る最中もリラックスできます。
「ステップ5」の、ドリッパーをぐるぐる回す作業は、初めは馴れずお湯をこぼしそうになりましたが、2、3回試すと難なくこなせるようになりました。ここだけ注意すれば他の工程は簡単で、複雑なルールもないのですぐに覚えられます。
手作りした熱々のコーヒーを味わってみると、酸味や苦みのバランスがよく、雑味やえぐみを感じません。アメリカンコーヒー寄りの濃さで、すっきり飲みやすかったです。
この淹れ方を身に付けてから、「失敗したな」「なんかイマイチ……」と感じることが無くなり、ドリップコーヒー作りが楽しくなりました。
「この作り方を守らなくちゃいけない、ということはありません。このレシピをベースに、自分好みにさらにおいしく変身させる方法があるんですよ」と、木原さん。
具体的な手法やコツについては、後編で詳しくお伝えします!
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お話を伺った方

木原武蔵さん
業界で注目を集めている若手バリスタ・ロースターの逸材。現在東京に4店舗構える「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」を経営している。店ではコーヒー豆・器具の販売とともに、コーヒー・オーガニックスイーツのテイクアウトも行う。カフェスペースもあり、幅広い層に支持されている人気店だ。
文◎井口理恵 写真◎平野晋子
SUMiTASマガジン 
