これが飲みたかった!あなたに合ったコーヒー豆のセレクト方法

これが飲みたかった!あなたに合ったコーヒー豆のセレクト方法

「普段何気なくコーヒーを飲んでいるけれど、本当はもっと味わい深いコーヒーを飲んでみたい」。そうは思っていても、コーヒー豆は種類や焙煎状態も様々で、どれを選んだら良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

今回は、自分の嗜好に合ったコーヒー豆の選び方についてご紹介していきます!

矢野一夫さん

矢野 一夫さん

ONIYANMA COFFEE&BEER(オニヤンマ コーヒー&ビア)

札幌市中央区南1条西6-21-1 センチュリーヒルズ 1F

http://www.oniyanmacoffee.jp/

5つの選定ポイントを知ろう

コーヒー豆の5つの選定ポイントを知ろう

なんといっても、まずは自分のコーヒーの好みを知ることが大前提。

最近はスーパーやネットなどで手軽に購入できるコーヒー豆ですが、銘柄やレビューだけを判断材料にして買うことはリスキー。自分の好みを整理できたら、コーヒーショップやコーヒー豆専門店で買うのがベストです!

嗜好は「苦み」「酸味」「香り」「重い」「軽い」の大きく5つに分けることができます。重さというのは、舌に残るような味わいや濃厚さ、味の重さのことで、ワインでいうところの“ボディ”と呼ばれる味の表現方法のこと。

“ボディ”という表現はコーヒーでも使われることがあります。分かりやすく言えば、口当たりが「明らかにお湯で割っているような軽さ」なのか「原液に近い、舌に残る重さ」なのか……。そういったものも判断基準になるでしょう。

会話の中で自分の求める豆が明確に!

会話の中で自分の求める豆が明確に

この5つの選定ポイントですが、例えば「苦み」と一括りに言ってもいろんなタイプの苦みがあり、そこから細かく枝分かれしていきます。

もし仮に「苦い豆がいいな」とぼんやりとした嗜好だけ持っていても、心配はありません。豊富な知識を持った店員さんに求めるコーヒーの理想像を伝えれば、普段あなたが飲んでいるタイプを分析して、好みの豆を探す手助けをしてくれるので、安心してお店に行ってみましょう。

自分の嗜好をなんとなくでもお店の人に伝えたら、最初から好みの味に近いものを試飲させてもらうのも良いですが“ボディ”が一番強いものを出してもらい、理想の味とどのように違うのか考えながら味わってみるのもいいかもしれません。

また、1つの店のコーヒーのテイストしか知らないと本当に “一番求めていた味”には出会えません。より良い豆に出会うためには、幅広い種類の銘柄を試してみることが大切です。いろんな店に行き、店員さんと話しながら自分が求めていた豆を探していきましょう。

テイスティングで自分の好みがハッキリ

お店に行っても味見せずに購入する人もいるかもしれませんが、テイスティング(試飲)して各々の味の違いを感じ取ることも、自分の嗜好をより深く知る上でとても大事です。

コーヒーの場合、テイスティングではなく“カッピング”とも言います。まだ日本で行っている店は少ないかもしれませんが、店前にフリーで様々な種類のコーヒーが並んでいて、カッピングできるお店もありますよ。気軽にサッと一口飲んで比べるスタイルなので、疲れることもなく「さっき飲んだものよりこれの方が好きだな」とだんだん分かってくるはずです。

お店の人にナビゲートしてもらいながら、いろんな銘柄のテイストを実際に味わって、自分の理想とするコーヒー豆を探してみましょう!

矢野一夫さん

矢野 一夫さん

ONIYANMA COFFEE&BEER(オニヤンマ コーヒー&ビア)

札幌市中央区南1条西6-21-1 センチュリーヒルズ 1F

http://www.oniyanmacoffee.jp/