【後悔しない転職】30代ワーママ転職のリアル失敗談と成功する方法

【後悔しない転職】30代ワーママ転職のリアル失敗談と成功する方法

カリモク家具株式会社が運営しているママ向けブログサイト「kari-bana(カリバナ)」より抜粋してお届けします。

育休明けで仕事に復帰したものの、家事や育児との両立が想像以上に厳しく、転職が頭をよぎるワーママも多いでしょう。

職場が遠くて保育園の送迎が間に合わない、土日が仕事で子どもの預け先がない、キャリアップのため、などそれぞれ理由があると思います。

しかし、急いで転職しようとするのはちょっと待った! 筆者のまわりにも、「もっと考えてから転職すればよかった」とこぼすママ友は少なくありません。

ただでさえ大変な転職活動は、ママになるとなおさら慎重さが必要。今回はワーママのリアルな失敗談をふまえ、転職時に気をつけたいポイントについて詳しく考えてみましょう。

こんなはずじゃなかった! ワーママの転職リアル失敗談

まずは、筆者の周りのワーママが経験した転職失敗談を紹介します。

面接での話と現場の実情が違い過ぎて失敗

ワーママの転職に限らずよくあることですね。

面接では「社内にはワーママも多く、働きやすい職場です」と言われていたのに、実際の現場はまったくそうではなかったために失敗したケースです。

時間や曜日に制限があるワーママの転職活動では、「子育てと両立できます」といった条件をみかけると、つい飛びつきたくなってしまいますが、入社後になって、休日出勤や残業などの難しい対応を迫られたりするパターンも多くあるようです。

面接前に、実際にその企業で働いた経験がある人の口コミが集められているサイトなどで、調べておくといいでしょう。

ブランクが怖くて、焦って転職し失敗

着実にキャリアを積みたいと考えているママさんは、産休育休を利用してブランクを最低限に抑える選択肢を考えると思いますが、旦那様の転勤などで転職を余儀なくされることもあります。

少しでも早く復帰をと思い、最初に採用通知をもらったところに就職するも、他にもっと条件が整っている会社があったのに…と後悔するパターンもあるようです。

結婚して子どもがいても、一人の女性として仕事をもちたいと思うママもたくさんいらっしゃると思います。

とはいえ、どんな条件でも働ければいいということではありませんよね。

失敗談から学ぶ!ワーママが転職時に気をつけるべきポイント

では、ママがいきいきと働けるような、転職をするにはどんなところに気をつければいいのでしょうか。

1.焦らず長い目で転職活動をする

ブランクを気にして「その場しのぎ」を転職の目的としないようにしましょう。ワーママの転職活動に焦りは禁物!ゴールは転職することではなく、その先にあります。

衝動的に転職すると失敗する確率もアップしやすいため、あらかじめ計画をしっかりと練りましょう。一度や二度、不採用通知がきても「合わなかったんだ」と割り切り、焦らず自分に合った仕事を探しましょう。

子どもが小さいうちは、子育てにフォーカスした生活が永遠に続くように思いがちですが、実際の人生においてはほんのわずかの間。幼い子どもと一緒に過ごせる時間も、思っているよりずっと短いものです。

この先自分がどうありたいかという点も見据え、長い目で転職活動をおこなうことも重要ですよ。

2.面接のときに条件をチェックする

面接は、実際にワーママが働きやすい会社なのか見極めるチャンス。転職に失敗しないためにも、本当に働きやすいかどうか面接を通してチェックしましょう。

ワーママの在籍数やフレックス制度・在宅勤務について、時短勤務での待遇などを確認しておくことが大切。条件をママ友やご主人などに確認してもらうのも、冷静に考えるヒントになりますよ。

また、採用されたいあまり、自分をよく見せようとしすぎないよう注意しましょう。勤務時間やシフト体制などにおいて、自分ができることだけでなく、できないことも正直に伝えておくと入社と同時に理解を得られるため、無理なく働けます。

3.完璧を求めない

転職するにあたって、もっとも優先したいことは何かをはっきりさせておくことが大事です。

残念ながら、働きやすさや待遇、年収、業務内容やキャリアなど、すべてが希望通りとなる転職はほぼありません。

希望条件の優先順位をはっきりさせ、「ここだけは譲れない」ポイントを決めておき、その他は時に妥協する勇気も必要です。

これからの自分がどうありたいかしっかり考え抜いた上で、優先すべき条件を明らかにしておきましょう。

転職のポイントは、焦らないこと。じっくりと自分のこれからを見据え、希望条件を洗い出しましょう。いきいきとママが働く様子は、きっと子どもにもよい影響を与えるはずです。

どんな職場でも気を付けるべき両立のポイント

よい転職先がきまったら、よりいきいきと、さらに効率的に働くために「育児と仕事の両立」について考えてみましょう。

育児や家庭の事は、どうしてもママに負担がかかりがちです。毎日へとへとになってしまっては、せっかく転職したのに意味がありませんよね。

次の記事では、そんな時に役立つワーママが仕事と育児を両立させるためのコツについて詳しく解説しています。ぜひ読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

永澤 璃子さん

都内在住、男児(6歳児)をもつ、フルタイム勤務のワーママです。
子どもが可愛くて仕方ないけれど、自分らしく働く時間も持ちたい。そんな気持ちはわがままかもしれない…という思いに悩み続けること早3年。旦那様や家族、職場の仲間にも支えてもらいながら、両立できるようどうにかこうにか努力しています。子どもと過ごす時間を増やすため、仕事も家事も優先順位をつけながら効率化を心掛け、夫婦共働きなので家事もシェア。最近ではお互いの予定をアプリで共有して急な残業や子どもの予定になるべく合わせられるようにするなど工夫も。趣味は読書と旅行。年に一度、休みを合わせて家族行く海外旅行が一大イベントです!